利用者Bさん、40代女性

Bさん、中部地方在住、40代
会社員(リモートワーク)
本人、息子(中1)と2人家族
不登校になって3年経過。
思春期に入った息子さんとの
親子関係と勉強について相談

基本サポートコース 全13回(7ヶ月)利用


<目次>

「久しぶりに息子の本音が聞けた気がしました。」

「学習教材を取り入れて、『ここまでできたね』って声をかける練習をしたり、1コマやったら、好きなゲームをしていいというルールにしました。」

「自然に担任の先生と連絡をとるようになり、前よりリラックスして過ごせています。」

「私も初対面の人と話すのは苦手ですが、どんな話もしていいという空気があって、ちゃんと聞いてもらっている感じが伝わってきました。」

「久しぶりに息子の本音が聞けた気がしました」

心理士・田中:サポートを受ける前は、どんな状況でしたか?
なぜサポートを受けてみようと思われましたか?

Bさん

小学校3〜4年生から学校を休むように
なって、5年生で不登校になりました。

コロナ渦だったこともあり、私は仕事をリモートワークに切り替えて、家にいるようになりましたが、息子は朝起きれなかったり、外に出るのを嫌がったり、
毎日ゲームばかりで…。

中学に入っても、余計悪くなっている
気がして、このままだと大人になっても引きこもりなのかな〜って、どうにか
したくてお願いしました。

田中:サポート期間中、印象に残っていることは
ありますか?

Bさん

人と話すのを嫌がる息子が、かおりさん(心理士)と、(画面越しに)最初に会った時、「話してみる」と言ったことに
驚きました。

そのあとも続けて話ができて…。あとでかおりさんから話を聞いたときは、
久しぶりに息子の本音が聞けた気がしました。

あと、私はあれもこれも気になって
焦っていたんですけど、『今、本当に必要なことはなんだろう、できることはなんだろう』と考えるようになりました。

息子にできるようになって欲しいことは色々あるけど、よく考えると、今は
難しいとわかりきっていることまで
求めていた。

将来のことを考えるのは、親として当然かもしれないけど、考えても仕方ないことまで心配して、本人にぶつけていたなと思います。

「出席扱いにしてもらえる学習教材を取り入れて『ここまでできたね』って声をかける練習をしたり、1コマやったら、好きなゲームをしていいというルールにしました。」

田中:息子さんと2人で話せたことには、私も驚きました。勉強が難しいと話されていて、お母様が1番気になっていたのも勉強でした。そこで学習教材を取り入れて、それに取り組むことで出席扱いとしてもらえるよう、学校に相談しようと考えました。

Bさん

勉強は、元々ムラはあるけど、できないわけじゃありませんでした。
たださすがに、学校に3年も行っていないとついていけないようで…。

中学に入って、参考書を買ったりしたけど、やりませんでした。

みんなが勉強している間に
ゲーム三昧…。将来のことを考えると不安でした。

でも本人に言うと余計に遠のく気がして。

勉強に取り組めたら、本人も一歩前に
進めるのかなぁと思っていました。

田中:本人も今の状態では良くないのは分かっているけど、どうしていいか分からない、だから、お母様にも何て答えていいかわからないという様子でした。
勉強の話題で固くなる親子関係を、少し柔らかく
できたらと思って、少しの時間、一緒に取り組むこともお願いしました。

Bさん

そうだったんですね。たしかに、息子も「これなら分かる」とリラックスしていたし、私も一緒にやってみて楽しかったです。

かおりさんに教えてもらって、「ここまでできたね」って声をかけたり、1コマやったら、好きなゲームをしていいというルールにしました。

出席扱いにしてもらえるか、最初は半信半疑だったけど、校長先生に何を伝えたらいいか教えてくれて、資料も準備していただいて、私にもできました。

教育委員会から許可が下りたと聞いた時は、息子のために、してあげられることがあったと、ほっとしました。

久しぶりに希望を感じたことでした。

「自然に担任の先生と連絡をとるようになり、前よりリラックスして過ごせています。」

田中:今後は、どんなふうに過ごして
いきたいですか?

Bさん

息子は、早朝の誰もいない時間に散歩をするようになって、お腹が空くのか、
朝ご飯を食べるようになりました。

そのまま午前中はお互いパソコンに向かって、仕事と勉強をしています。

お互いを傷つけるような言い合いも減ったし、前よりリラックスして
過ごせています。

息子は、教材の進み具合について、担任の先生と連絡をとるようになって、先生が学校に誘ってくれているみたいです。

本人は「行ってみようかな」って言ったりして、私もそうなるといいなとは思っていますが、はやる気持ちを抑えて、「どっちでもいいよ」と伝えています。

「私も初対面の人と話すのは苦手ですが、どんな話もしていいという
空気があって、ちゃんと聞いてもらっている感じが伝わってきました。」

田中:息子さん、先生とお話できているんですね。
また成長しましたね。どんな方に、myself のサポートはおすすめしたいですか?

Bさん

最初に、校長先生にアポを取ってくれたり、出席扱いのお願いをするのに一緒に準備してくれたり、教育委員会の返事を待っている時は、担任との連絡の取り方を、先に決めておくといいですよって教えてくれたり、私が困ることを先にわかっているようでした。

子どもが不登校だけど、何をしてあげたらいいか分からない、というお母さん達にいいと思います。

かおりさんも学校に行かなかった時期があるって話されていたから、息子も気持ちを分かってもらえて、話しやすかったかなと思います。

息子は、私への態度も変わりましたね。思春期になって子どものことがどんどん分からなくなっていたけど、他人に間に入ってもらうことで、話がしやすく
なりました。

心理検査で、息子の性格が分かったのもあるし、本人も、もしかしたらそういうところでも安心しているのかもしれない。『自分っておかしいのかな』
と思っていたけど、違うと分かって安心するような、そんな感じ。

それと、私も息子にちょっと似ている
ところがあって、初対面の人と話すのは苦手なんです。

それが、かおりさんにはどんな話もしていいという空気があって、ちゃんと聞いてもらっている感じが伝わっていました。

話した後、スッキリするというか。
話すだけで何が変わるんだろうって思っていたけど、考え方が変わって、子どもとの生活もだけど、私自身がラクになりました。

自分のことで悩んでいる方にもいいと思います。

内観のための時間

心理士からのコメント

中学生の勉強は自信に関わる重要な
要素ですが、急に学習支援を始めても効果がありません。お子様を理解し、前向きな気持ちを引き出すために、適切な難易度で進め、劣等感を刺激しないように注意が
必要です。

大切なのは「見立て」で、お子様の現状や強みを把握し、またお子様が置かれた環境や、人間関係からお子様の状態を分析し、改善の糸口を見つけます。初期の専門的な見立てがサポートの基盤となります。

その後カウンセリングでは、お子様が他人(心理士)と関わる機会を設け、自分を知り、認める感覚を養いました。またお母様のもどかしい気持ちや罪悪感に寄り添いながら、お子様の変化に注目を促し、親子のコミュニケーションを促進しました。

今回、不登校が長引くなかで、学習面を
ポイントと捉え、教材を導入しました。
結果的に、親子関係が改善し、お子様の自信が回復。学校との協力も進み、三者の足並みが揃い、高校受験への希望が見えました。これからも自信をつけ、学習面以外でも挑戦が増えることを祈っています。

最近では、学校以外の学びや社会経験を
得られる場が増えています。
フリースクールや通信制高校など、大学進学までの選択肢も広がっています。
お子様に最適な選択を考える方は、ご相談ください。